DXのひと言ではくくれない
多角的なサービスを提供

日々変化する社会のデジタル環境において、先進的なテクノロジーを内包したDXがほぼすべての企業において切迫した課題です。私たちの技術力とコンサルティング能力は、お客様のDXを推進し、ビジネスそのものを変革させる可能性に満ちています。

DXチームには、DXの視点で多方面からお客様を支援するサービスメニューが揃っています。システム開発、運用、マイグレーションサービスやエンジニアリングサービス。そしてAI、ロボティックプロセスオートメーション、クラウドプロフェッショナルサービス。さらにはビッグデータ分析、デジタルマーケティングといった最新テクノロジーサービスなど。デジタルイノベーションに関わるサービスは実に多岐に渡ります。

情報収集やヒアリングを行い、お客様がどのような課題を抱えているか紐解き、その最適な解をご提案し、前述のサービスを組み合わせて提供していくのが私たちの仕事です。また時には、お客様と協働でイノベーションラボを立ち上げ、研究開発を行いながら新たな価値を創造していくこともありますし、両社に適したパートナーシップやディールスキームを提案・実現することもあります。

例えば、大手グローバル製造メーカーなどにおいて、DXジャーニー上必要なプラットフォームやデータの統合に必要な基幹系システム統合やモダナイゼーションを支援することもありますし、スクラムラボ導入を通してAIやブロックチェーンなどの最新テクノロジーを利用した新サービスの実現を推進することもあります。また全体のDXプログラムの価値を最大化するために、ソーシング戦略の立案やそれに基づくJVなどのパートナーシップモデル、グローバルベストショアモデルを形成するなどFPTのデジタルエコシステムが持つ強みを最大限に活かしてお客様の良き伴走者として長期的な成功へと導いていきます。

FCJが有するアドバンテージは、お客様のビジネスの川上から川下まで一貫して併走しながら支援できる点にあります。母体であるベトナムFPTはITのスペシャリスト集団であり、最新技術と十分なリソースを有しています。一方、DXチームメンバーには大手コンサルファームでプロジェクトマネージャーを務めた人材が多く、戦略策定、検証、開発、実装、運用保守までのプロセスでいつどんなアクションが必要か、全てのメンバーが精通しています。FCJのコンサルトの提案力・伴走力と、FPTのエンジニアの実行力のタッグで、最初から最後まで一貫した質の高いサービスをご提供します。

FCJそしてFPTグループの強みは
自社で事業を行う中で確立したエコシステム

ベトナムFPTが、テクノロジーのインプリメンテーション中心であった事業から、End to Endの事業へ移行していく流れの中で、私たちFCJ、そしてDXチームは発足しました。それゆえ、ただITによって効率化、スピードアップを図るということだけでなく、お客様に対して新たなビジネスメイクを提供するという責務を感じながら業務にあたっています。

日々、実感するFPTのアドバンテージについてはやはり、ベトナムにおける圧倒的な実績が挙げられます。日本のマーケットではまだ広く知られていないFPTブランドですが、ベトナムではECサイトや大学の運営、薬局チェーンの展開など多岐に渡る事業を展開し、約1億人の人口のうち半数程度が、何らかの形でFPTのお客様となっている事実があります。このように自社グループで事業を展開することで、動的なシェア、リーチなどに関する豊富な知見が蓄積し、また課題抽出・分析から、戦略策定、要件定義、開発、運用保守を行うといったエコシステムが確立されています。こうした自社で培った知見やデータ、技術などをお客様のビジネスにフィードバックできることは、大きな武器であると感じています。

またFPTはベトナムだけでなく27カ国に展開しているグローバル企業ですので、世界中の言語、時差、価値観やビジネス環境に関する知見も日々、蓄積されています。つまり、FCJは世界中で成功している理論や技術を応用し、組み合わせることで、これまでにない価値を日本のお客様に提供できるというアドバンテージを有しています。

最後に、私自身はアメリカで大学を卒業し、大手コンサルファームで20年間コンサルタントを務めた後、FCJへ転職しました。ここで感じているのはこの会社には、スピード、テクノロジー、実行力があることです。前職では会社が大企業として成長しお客様のためにやりたいと考えたことを実行するには時間と労力が非常にかかる環境となっていました。一方で、FCJは意思決定が早く、迅速に動ける機敏さがあります。激変するデジタル環境の中、こうしたスピーディな対応でお客様のDXを強力に支援していきます。